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第166回定例会 2012.1.28(土) 藤沢市市民活動推進センター 参加者:3人

経過と予定

12月17日(土)第165回定例会 9:30から市民活動推進センターで

1月28日(土)第166回定例会 9:30から市民活動推進センターで

2月25日(土)第167回定例会 9:30から市民活動推進センターで

3月24日(土)第168回定例会 9:30から市民活動推進センターで

2011年度の会報

発行月と担当者は次の通りです。

6月:山崎・増田 9月:小坂・兵藤 12月:十時 3月:池田・佐々木

2011年度の会員手続きが始まっています。
6月の会報からは新年度の手続きをした方に会報を送ります。
会員更新の手続きは、従来どおり、年間3000円の会費納入のみです。

湘南より、教育提言を

オルタネット

オルタナティブ教育に関する動きが東日本大震災の後、停滞している。
その大きな理由は、国会議員や行政の担当者が、震災復興に関する仕事を優先して、教育改革に関する仕事にまで手が回らないからだ。しかし、不登校や低学力などの問題を抱えるこどもは震災に関係なく増加している。むしろ、震災があったことによって、以前よりも地域的には激増しているかもしれない。
フリースクールに関する全国的な動きをしているひとのなかには、国会議員を動かして「フリースールシンポ」を開催する動きがあるという。
「オルタネット」では、メールマガジンをスタートさせる。
多くのひとたちにオルタナティブ教育の存在と必要性、そのなかみを伝えていくことを目的にしている。

連鎖を断ち切れ

神奈川県相模原市では、市内の生活保護受給者世帯の中学校3年生を対象に、放課後の無料学習塾を開校している。
大学生や市民ボランティア、退職教員が指導者だ。
中学校3年生に高校進学させるだけの学力をつけ、貧困の連鎖を断ち切り、将来、就労へつなげる目的があるという。
創る会のメンバーで、ボランティア協力しているひとがいる。そのひとによると
「学力は全体的にとても低いです。親が生活保護受給していると、子育てに興味がなかったり、育児そのものを放棄していたりするケースが多いので、こどもたちが学習をするという習慣そのものがついていないみたいです」とのこと。
戦後の日本は、多くの家庭が貧しかった。
貧しい家庭のこどもは、みんな学力が低下していたというわけではない。
貧しいことと、就労しないで生活保護を受給することは異なる。
貧しかった家庭でも、親がこどもを育てる力があれば、こどもは育った。貧富に関係なく、親にこどもを育てる力がないと、こどもは育たない。
現代の病は、親になったおとなにこどもを育てる力が乏しいことだ。虐待が多いことが裏付けている。自分の命令に従わないこどもを力ずくで服従させようとする親は、それをしつけという。こどもが死んでしまっても「しつけの一環」にしてしまう。
そんな親のこどもとして短命で死んでいったこども。運命とはいえ、あまりにも悲劇だ。

格差社会は、広がっていく。
こどもを育てられないおとなが親になっていく。その連鎖の果てに、ふたたびこどもを育てられないおとなが再生産される。相模原市のような取り組みが、全国的に広がっていかないと、その連鎖は断ち切れない。

新しい湘南憧学校


NPO法人 湘南に新しい公立学校を創り出す会
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